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眠れる特許を「売れる商品」へ。知財ライセンス事業と具現化の可能性

  • 執筆者の写真: knowhowsynch info
    knowhowsynch info
  • 5 日前
  • 読了時間: 3分

はじめに:なぜ今、知財活用なのか?


日本国内には、技術的に優れていながらも製品化されずに眠っている「未利用特許」が数多く存在します。社会変化のスピードが加速する現代において、すべてを自社開発するのではなく、他社の優れた特許や技術を利用する「オープンイノベーション」の発想が、企業の生き残り戦略として不可欠になっています。


knowhowsynch(ノウハウシンク)では、こうした特許を単に紹介するだけでなく、「わかりやすく具現化(プロトタイプ作成)」し、自社ブランドとして商品化したい企業様へ提供する事業を展開しています。


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「紙の特許」から「動くプロトタイプ」へ


当社の知財ライセンス事業の最大の特徴は、「特許をわかりやすく具現化する」点にあります。専門的な特許文書だけではイメージしにくい技術も、当社がプロトタイプ(試作品)を作成することで、実際の動作や効果を直感的に理解していただけます。これにより、企業や個人の皆様が、新しい商品やサービスの開発に気軽にチャレンジできる環境を提供します。



現在推奨中の特許技術と応用・利用シーンの例


現在、当社が特に推奨している特許技術と、それらがどのようなビジネスに応用可能か(ユースケース)をご紹介します。


1. 鮮度推定技術


技術概要: 魚などの対象物を傷つけたり加工したりすることなく、短時間で鮮度を測定できる技術です。ベテランの目利きでなくとも正確な判定が可能です。

応用可能性:

    ◦ 水産加工・流通現場: 経験の浅いスタッフでも高品質な選別が可能になり、人材不足の解消やブランド魚の品質保証に活用できます。

    ◦ 飲食店・スーパー: 「鮮度の見える化」をお客様へのアピールポイントとして表示する新しい販売促進ツールとしての利用が考えられます。


2. 植物病原菌の検出技術


技術概要: 目に見えない空気中の病原菌を捕捉・検出し、病気の発生を予測する技術です。

応用可能性:

    ◦ スマート農業(農園IoT): ベトナム市場向けのマッチングでもキーワードとなっている「農園IoT」や「病気予防」と組み合わせることで、農薬散布の最適化や収穫ロスを減らす高付加価値な農業ソリューションとして商品化できます。


3. 水中プラズマ技術


技術概要: 薬剤を使用せず、安全かつ高い殺菌力を持つ「改良水」を作り出す技術です。

応用可能性:

    ◦ 食品加工・洗浄: 薬品を使わない安全な洗浄水として、カット野菜の洗浄や食品工場の衛生管理システムに応用可能です。

    ◦ 生活家電: 安全な除菌水を作る家庭用機器として、小さなお子様がいる家庭向けの製品開発に活かせます。


4. 近赤外生体センシング技術


技術概要: 生体検知や生体情報を利用できるセンシング技術です。

応用可能性:

    ◦ ヘルスケアアプリ: ウェアラブルデバイスと連携し、日々の健康状態をモニタリングするサービスの核となる技術として利用できます。


5. ストレッチャブルLEDディスプレイ


技術概要: 伸縮自在なディスプレイ技術です。

応用可能性:

    ◦ 次世代ウェア: 衣服や曲面にフィットするサイネージや、動きに合わせて表示が変わるファッションアイテムなど、従来の硬いディスプレイでは不可能だったアプリケーション開発が可能です。



ビジネスへの導入フロー


これらの特許は、当社が所有企業に代わってライセンス提供や特許商品の提供を行います。また、サブライセンス供与(さらに第三者へライセンスすること)も可能です。

自社の技術課題を解決したい場合や、全く新しい自社ブランド商品を開発したい場合など、まずは「どのような技術があるか」を知ることから始めてみませんか?



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